LED照明とは?【不動産用語解説】長持ち・省エネ・エコ

皆さんのご自宅の照明、最近はほとんどが「LED」ではないでしょうか?

今や当たり前になったLED照明ですが、実は「電気代が安くなる」以外にも、不動産の価値を大きく左右する重要なポイントになっているんです。

そもそもLEDとは「Light Emitting Diode(発光ダイオード)」の略。電圧をかけると光る半導体の一種で、従来の白熱電球や蛍光灯とは全く異なる仕組みで発光しています。

LED

LED照明が選ばれる3つの理由

LED照明がここまで普及したのには、大きく分けて3つの理由があります。

  • とてつもなく長持ちLED照明の寿命は、なんと約40,000時間。白熱電球の約40倍、蛍光灯の約4~5倍の長さです。一度設置すれば、電球交換の手間がほとんどかかりません。
  • 家計に優しい省エネ性能消費電力は白熱電球の約5分の1。この省エネ性能の高さが、電気代の節約に直結します。
  • 環境にも優しいLEDには有害な水銀が含まれておらず、CO2排出量も少ないため、環境負荷が低いエコな照明です。

不動産におけるLED照明の「真の価値」

LED照明は、単なる節電ツールではありません。不動産の世界では、その「長持ち」「省エネ」という特性が、以下のような価値を生み出します。

  • 物件の魅力がアップ!新築やリフォーム済みの物件でLED照明が標準装備されていれば、「最新設備が整っている」という大きなアピールポイントになります。特に賃貸物件では、入居者にとって「引っ越してすぐに使える上に、電気代もお得」という大きなメリットとなり、入居率の向上に貢献します。
  • 管理コストの削減集合住宅の共用部(廊下や階段など)の照明をLEDにすることで、オーナーや管理会社は電球交換の手間や費用を大幅に削減できます。
  • 資産価値の維持・向上環境に配慮した住宅は、不動産市場でも評価が高まる傾向にあります。将来、売却する際にも、LED照明は「ランニングコストの低い、エコな物件」として、アピール材料になります。

このように、LED照明は、住まいの快適性を高めるだけでなく、不動産そのものの価値まで上げてくれる、まさに一石二鳥の設備なんです。

三浦 チーフ

2007年11月からFC2ブログをはじめ、引越しながら毎日更新しています。2024年12月3日から投稿している当ブログもよろしくお願いいたします。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事