落とし込み浴槽とは?【不動産用語解説】~バスタイムを贅沢に!憧れのホテルライクな浴室づくり~

みなさま、こんにちは! 毎日更新ブログへようこそ。株式会社フロンティア技研、チーフの三浦です。

お風呂選び、こだわっていますか。一日の疲れを癒やすバスタイムは、不動産選びにおいても非常に重要なポイントです。最近はシステムバス(ユニットバス)が主流ですが、こだわり派の注文住宅やリノベーション物件で根強い人気を誇るのが、今回ご紹介する「落とし込み浴槽」です。

一歩足を踏み入れた瞬間に広がる開放感と、贅沢なホテルライクな空間。そんな憧れのバスルームを支える「落とし込み浴槽」の魅力と、知っておくべき注意点を解説します。

落とし込み浴槽とは?【不動産用語解説】

落とし込み浴槽とは?

落とし込み浴槽(おとしこみよくそう)とは、浴槽の縁(エッジ)を洗い場の床面と同じ高さ、あるいは床面より低い位置に埋め込んで設置する工法を指す不動産・建築用語です。

一般的な浴槽は床の上にポンと置かれた「据え置き型」が多いですが、落とし込み浴槽は床を掘り下げて設置するため、見た目が非常にスッキリとし、空間が広く感じられるのが最大の特徴です。まるで露天風呂や高級ホテルのような、非日常的な演出が可能になります。

落とし込み浴槽がもたらすメリット

この工法を採用することで、浴室のポテンシャルは一気に跳ね上がります。

  • 1. 圧倒的な開放感とデザイン性: 浴槽の立ち上がりが視界を遮らないため、浴室全体が広く、フラットに見えます。タイルや石材にこだわれば、まさに「自分だけの癒やし空間」が完成します。

  • 2. 浴槽への出入りのしやすさ: 浴槽の縁が低いため、足を高く上げずにスムーズに入浴できます。また、床に腰掛けてから入ることもできるため、実はバリアフリーの観点からもメリットがあります。

  • 3. 窓の外の景色を楽しめる: 浴槽が低い位置にあることで、低い位置に設けた地窓(じまど)から坪庭や景色を眺めるのに最適です。


落とし込み浴槽の注意点(デメリット)

憧れだけで選ぶと、後から「こんなはずじゃなかった」となりがちなポイントもあります。

  • 1. メンテナンスと清掃の手間: 浴槽を埋め込んでいるため、万が一の配管トラブルの際に床を壊さなければならないなど、メンテナンス性がユニットバスに比べて劣ります。また、床と浴槽の境目の防水処理など、施工品質が寿命に直結します。

  • 2. 転落のリスク: 床面と浴槽がフラットに近いため、特にお子様や高齢者、ペットがいるご家庭では、うっかり足を踏み外して浴槽内に転落するリスクに注意が必要です。手すりの設置や滑り止め対策が必須です。

  • 3. 導入・工事コスト: 床を掘り下げるための基礎工事や、高度な防水施工が必要になるため、通常のシステムバスに比べてコストは高くなる傾向にあります。

住宅選びでのチェックポイント

特にマンションの2階以上でこの工法を採用している場合は、どのような防水処理がなされているかが、将来の安心を左右します。

こだわりのお風呂は、日々の生活の質を劇的に変えてくれます。落とし込み浴槽という選択肢、あなたの住まいづくりに加えてみてはいかがでしょうか。

三浦 チーフ

2007年11月からFC2ブログをはじめ、引越しながら毎日更新しています。2024年12月3日から投稿している当ブログもよろしくお願いいたします。

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