オートライトとは?【不動産用語解説】玄関を自動で照らす「安全と節約の番人」

みなさま、こんにちは! 株式会社フロンティア技研、チーフの三浦です。

普段、何気なく利用しているけれど、実は暮らしの安全性と節約に大きく貢献している設備があります。それが、今回ご紹介するオートライトです。

玄関や廊下で、スイッチに触れることなく、人が近づくだけでパッと電気がつく。この便利な機能は、特に荷物を持っている時や夜遅くの帰宅時に、本当にありがたいものですよね。

今回は、このオートライトの仕組みと、物件選びでどのように役立つのかを解説していきます!

夕暮れ時、日本のモダンなアパートの玄関。人が入った瞬間に天井の照明(オートライト)が自動で点灯し、足元を明るく照らしている。

オートライトとは?

オートライトとは、主に人感センサー(モーションセンサー)を搭載し、人の動きを感知して自動で点灯・消灯を行う照明設備を指す不動産用語です。

住宅では、玄関廊下トイレ共用部のエントランス階段などに採用されることが多く、防犯と省エネの両面で大きなメリットをもたらします。

オートライトがもたらす安心と節約のメリット

オートライトは、暮らしの安全性と経済性に貢献する、優れた機能です。

  • 1. 安全性の向上(利便性): 夜間や暗い場所で、スイッチを探すことなく照明が点くため、足元が明るくなり、つまずきや転倒のリスクを大幅に減らせます。また、両手が荷物で塞がっている時でもストレスなく移動できます。
  • 2. 防犯効果: 玄関の外や共用部に設置されたオートライトは、不審者が近づくと突然点灯するため、侵入をためらわせる心理的な防犯効果があります。
  • 3. 省エネと節約: 人の動きがない時には自動で消灯するため、電気の消し忘れを防ぎます。これにより、無駄な電力消費をカットし、電気代の節約に直結します。

お部屋探しでチェックしたいポイント

オートライトの機能は物件によって異なるため、内見時には以下の点をチェックしておきましょう。

  • センサーの感度と範囲: センサーの反応が鈍すぎたり、逆に敏感すぎたりしないかを確認しましょう。理想は、照明が点いて欲しいタイミングで点灯し、すぐに消えすぎない設定です。
  • 点灯時間の調整機能: 長すぎる点灯時間は省エネになりません。点灯時間を調整できるタイプであれば、自分の生活リズムに合わせてカスタマイズできるため、より快適です。
  • 設置場所と対象範囲: 戸建ての場合、ポーチ灯や勝手口にも設置されているか、マンションの場合、エントランスからエレベーターまでの動線がカバーされているかを確認しましょう。

オートライトは、毎日の「いってきます」と「ただいま」を、安全で快適に演出してくれる、心強い存在です。

三浦 チーフ

2007年11月からFC2ブログをはじめ、引越しながら毎日更新しています。2024年12月3日から投稿している当ブログもよろしくお願いいたします。

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