みなさま、こんにちは! 株式会社フロンティア技研、チーフの三浦です。
物件の設備欄に書かれている「オートバス」という言葉。多くの人が「自動でお湯が溜まるお風呂」と認識していると思いますが、実は単なる給湯機能以上の、家事の負担を大きく減らし、快適性を高める様々な機能が詰まっているんです。
毎日の入浴を快適にし、暮らしの質を高めてくれるオートバス。今回は、この便利なシステムがもたらすメリットと、物件選びでチェックすべき機能について解説していきます!

オートバスとは?
オートバスとは、お風呂の給湯や湯温調整、追い焚きなどを自動で行うシステムを指す不動産用語です。
具体的には、浴槽にお湯を張る際に、設定した湯量と温度になると自動でストップする「自動湯張り機能」を核としたシステム全般を指します。
多くのオートバスは、キッチンなどの離れた場所にあるリモコン(給湯器リモコン)から操作できるため、わざわざ浴室まで行ってお湯の量を調整する必要がなく、家事の「時短」に大きく貢献します。
オートバスのココがすごい!快適機能とメリット
オートバスが現代の住宅に欠かせない設備となったのは、その多機能性と利便性があるからです。
- 1. 自動湯張り・自動ストップ: 設定一つで適温・適量のお湯が溜まり、止め忘れの心配がありません。これにより、水道代やガス代の節約にも繋がります。
- 2. 追い焚き機能: 浴槽のお湯が冷めても、設定温度まで自動で再加熱してくれます。家族の入浴時間がバラバラでも、いつでも温かいお風呂に入ることができます。
- 3. 予約機能: 帰宅時間などに合わせて湯張りの完了時間を予約できる機能です。冬場でも、帰宅してすぐに温かいお風呂に入ることができます。
- 4. 足し湯・水位調整: 湯量が減った際に自動で足し湯をしたり、リモコン操作で簡単に水位を調整したりできます。
お部屋探しでチェックしたいポイント
オートバスは便利ですが、物件選びではその機能の具体的な内容を確認することが大切です。
- 「オート」の範囲: 単に自動湯張り機能だけなのか、追い焚き、予約、自動足し湯といった多機能まで含まれているのかを物件情報や内見時に確認しましょう。
- 号数(給湯能力): 給湯器の能力(号数:20号、24号など)は、お湯を出す勢いや、同時にお風呂とキッチンでお湯を使ったときの安定性に影響します。特に家族が多い場合や、シャワーをよく使う場合は、24号など大きめの号数が望ましいです。
- リモコンの場所: キッチンやリビングなど、操作しやすい場所にメインリモコンがあるかを確認しましょう。利便性が高いほど、日々の暮らしの満足度も高まります。
オートバスは、毎日の生活に「ゆとり」と「快適」をプラスしてくれる、現代住宅の必須設備です。

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