エネファームとは?【不動産用語解説】電気と熱(お湯)を同時に生み出す優れもの

皆さん、「エネファーム」ってご存知ですか?名前だけ聞いても、「エネルギーのファーム?畑でもつくるの?」って感じで、ピンとこない人も多いかもしれませんね。

簡単に言うと、家庭用の燃料電池コージェネレーションシステムのことです。…って言われても、ますます「???」ですよね。

もっとシンプルに説明しましょう!

エネファームは、ガスから水素を取り出して、空気中の酸素と化学反応させることで、電気と熱(お湯)を同時に生み出す優れものなんです。

「へー、すごいんだな」で終わらせず、もう一歩踏み込んで考えてみてください。

これって、自宅で発電できるってことですよね?そう、例えるなら「小さな発電所を家に持つ」ようなものなんです。

エネファーム

エネファームが不動産にもたらすメリット

この「小さな発電所」、実は不動産においてすごく大きな価値を持っています。

  • 光熱費の削減 自宅で電気とお湯をつくり出すので、電力会社から買う電気の量を減らすことができます。結果として、毎月の光熱費をグッと抑えることができるんです。これは家計に直結する大きなメリットですよね。
  • 災害時の備え 停電になったときでも、ガスが供給されていればエネファームで発電できます。万が一の時でも、明かりをつけたり、スマートフォンを充電したりできるのは、とてつもなく安心です。最近は、防災意識の高いお客様が増えているので、特に注目されています。
  • 環境への配慮 電気をつくる際に排出されるCO2が少なく、非常にエコフレンドリーです。環境に優しい住宅は、今やスタンダードになりつつあります。不動産の価値を上げるポイントとして、欠かせない要素になっています。

このように、エネファームは単なる設備ではなく、住まいの快適性や安全性を高め、さらには資産価値まで向上させてくれる、不動産の未来を考える上で重要なキーワードです。

高性能な設備が整った物件は、借り手や買い手にとっても魅力的に映ります。特に新築の戸建てやマンションでは、エネファームの導入が標準になりつつあります。

三浦 チーフ

2007年11月からFC2ブログをはじめ、引越しながら毎日更新しています。2024年12月3日から投稿している当ブログもよろしくお願いいたします。

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