縁側とは?【不動産用語解説】ただの廊下じゃない、今再注目の多目的スペース

「縁側」と聞くと、おじいちゃんやおばあちゃんの家でスイカを食べたり、夕涼みをしたりする姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

古いもの、伝統的なものというイメージが強い縁側ですが、実はその機能性は現代の暮らしにもぴったり。近年、再び注目を集めているんです。

今回は、縁側が持つ奥深い魅力と、その役割を解説していきます。

縁側

縁側とは?

縁側とは、家の外と内をゆるやかに繋ぐ、日本独自の伝統的な空間です。

主に家の外周に沿って設けられた板敷きの部分を指し、屋外に面していることが特徴です。ただの廊下としてだけでなく、様々な目的で使われてきました。

縁側のココがすごい!

縁側は、私たちの暮らしを快適にするための、たくさんの機能を持っています。

  • 日当たりの調整: 夏は強い日差しを遮り、冬は暖かな日差しを室内に取り込むことで、室温を快適に保つ役割があります。
  • 通風と換気: 窓やドアを開けることで風の通り道となり、家全体の空気を循環させるのに役立ちます。
  • 多目的なセカンドリビング: 食事や読書、家事の合間の休憩スペースとして、また、庭と一体になった開放的な空間として、現代のウッドデッキやサンルームのような使い方もできます。

不動産との関連性は?

縁側は、物件の機能性や快適性を高める重要な要素です。

古民家風のリノベーション物件では、昔ながらの縁側がそのまま生かされ、味わいのある空間として人気があります。また、現代の住宅では、リビングと庭をつなぐ広々としたウッドデッキやサンルームが、この縁側の役割を果たしていると言えます。

採光や通風に優れ、生活のゆとりをもたらしてくれる縁側は、物件の資産価値を高めるだけでなく、暮らしの質を向上させてくれるでしょう。

三浦 チーフ

2007年11月からFC2ブログをはじめ、引越しながら毎日更新しています。2024年12月3日から投稿している当ブログもよろしくお願いいたします。

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