みなさま、こんにちは! 毎日更新ブログへようこそ。株式会社フロンティア技研、チーフの三浦です。
家の顔とも言える玄関ドア。一軒家やマンションのモデルルームを見学していると、時々「あれ?ちょっと幅が広いな」と感じるドアに出会うことがあります。大きな扉の横に、もう一枚小さな扉が寄り添うようにデザインされたそのドアこそ、今回ご紹介する「親子ドア」です。
単なる「幅が広いドア」ではありません。この親子ドアには、住まいの使い勝手やデザイン性を高める、たくさんの工夫が凝らされているんです。
今回は、この親子ドアの基本的な特徴と、それが暮らしにもたらすメリット・デメリット、そして不動産選びで知っておきたいチェックポイントを解説していきます。

親子ドアとは?
親子ドアとは、幅の広いメインの扉(親扉)と、その横に幅の狭い扉(子扉)が一体となった玄関ドアのタイプを指す不動産・建築用語です。
普段は親扉だけを開閉して使いますが、大きな荷物を搬入する際や、たくさんの来客があった時などには、子扉も開けて広い開口部を確保することができます。まるで親子の大小の扉が寄り添っているように見えることから、この名前が付けられました。
特に、広々とした玄関や、デザイン性を重視する一戸建て住宅で採用されることが多いタイプです。
親子ドアがもたらすメリット
親子ドアは、そのユニークな構造から、住まいに多くの利点をもたらします。
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1. 広い開口部を確保できる: 最大のメリットは、親扉と子扉の両方を開けることで、通常のドアよりもはるかに広い開口部を確保できる点です。大型家具や家電の搬入、自転車やベビーカーの出し入れが非常にスムーズになります。
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2. 通風・採光性の向上: 子扉にガラスがはめ込まれているタイプや、子扉だけを開放することで、玄関スペースの通風性や採光性を高めることができます。湿気がこもりがちな玄関を換気しやすくなります。
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3. デザイン性と高級感: 一般的なドアよりも存在感があり、玄関に重厚感や高級感を演出します。デザインの自由度も高く、住宅の顔としておしゃれな印象を与えます。
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4. 防犯性の確保: 普段は親扉だけを施錠して使用するため、防犯性も確保されています。必要な時だけ子扉を開けるという使い分けが可能です。
親子ドアの注意点(デメリット)
魅力的な親子ドアですが、導入にはいくつかの検討点があります。
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1. 設置スペースが必要: 通常の片開きドアに比べて、開口部全体に広いスペースが必要になります。特にマンションの玄関ポーチや、間口の狭い土地の一戸建てでは、設置が難しい場合があります。
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2. コストが高くなる傾向: 構造が複雑になるため、通常のドアよりも製品価格や設置費用が高くなる傾向にあります。
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3. 防犯上の考慮: 子扉の施錠が不十分だと、防犯上の弱点となる可能性があります。子扉も確実に施錠できるタイプを選ぶことや、ガラス部分からの侵入対策を講じることが重要です。
不動産選びでのチェックポイント
物件を内見する際に親子ドアを見かけたら、以下の点に注目してみましょう。
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動線の確認: 親子ドアが全開になる際、玄関ポーチや室内廊下に十分なスペースがあるか、他の家具や壁にぶつからないかなど、実際に開け閉めしてみて動線を確認しましょう。
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子扉の活用: 子扉に採光用のガラスがあるか、換気に活用できそうかなど、普段の生活でどのように活用できるかを想像してみるのも良いでしょう。
親子ドアは、単なる機能性だけでなく、住まいのデザイン性や快適性を大きく向上させる可能性を秘めた玄関ドアです。
