皆さん、こんにちは!株式会社フロンティア技研のチーフ、三浦です。
日本の住まいといえば、やっぱり「畳」ですよね!あの独特の香りと肌触り、ゴロゴロ寝転がる心地よさは、日本人にとって特別なものです。私も、実家で畳の部屋があったので、あの感触は今でも大好きです。
でも、畳と聞くと、「カビが生えやすい?」「ダニが心配…」「手入れが大変そう」なんてイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?特に梅雨時なんかは、湿気との戦いですからね。
ご安心ください!そんな畳の「弱点」を克服した、現代のハイテク畳があるんです。それが今回ご紹介する…
「衛生畳(えいせいだたみ)」

衛生畳って、何が「衛生的」なの?
文字通り、「衛生面が強化された畳」のことです。従来の畳は、畳の芯材(畳床)に藁(わら)が使われることが多く、それが湿気を吸いやすく、カビやダニの温床になることがありました。
しかし、衛生畳は、その素材と構造に工夫が凝らされています!
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畳の芯材(畳床)の進化: 藁の代わりに、ポリスチレンフォームや木質繊維板、インシュレーションボードといった「化学畳床」が使われます。これらは湿気を吸いにくく、カビやダニの発生を抑える効果が非常に高いんです。軽量で施工しやすいというメリットもあります。
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畳の表面(畳表)の工夫: 表面のい草も、特殊な加工が施されていたり、最近では和紙や樹脂(ポリプロピレンなど)を素材としたものが増えています。これらは撥水性があり、飲み物をこぼしてもサッと拭き取れたり、日焼けしにくかったり、強度が高く傷つきにくかったりと、お手入れが格段に楽になります。
これらの工夫によって、衛生畳は「カビやダニが発生しにくい」「アレルギー対策になる」「掃除がしやすい」「耐久性が高い」といった、現代のライフスタイルに合ったメリットをたくさん持っているんです。
昔ながらの良さはそのままに、現代のニーズに合わせて進化した「衛生畳」。 日本の住まいが、もっと快適で健康的になる秘密兵器なんです!
それではまた明日、毎日更新ブログでお会いしましょう!
今回の「衛生畳」の話、いかがでしたでしょうか? 不動産を探す際、多くの方がフローリングの部屋を希望される中で、「和室はいらない」という声も少なくありません。その理由として、やはり「手入れが大変」「ダニやカビが気になる」といった点が挙げられます。
しかし、この「衛生畳」のような新しい建材を知ることで、和室の魅力が再認識されたり、健康志向の方やアレルギーをお持ちの方にとって大きな付加価値となったりする可能性があります。特に賃貸物件では、メンテナンスの手間が少ない衛生畳は、オーナー様にとっても入居者様にとってもメリットが大きいと言えるでしょう。
私たちフロンティア技研では、物件の見た目だけでなく、お客様のライフスタイルやニーズに合った、より快適で健康的な住まいをご提案できるよう心がけています。

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