「良いお年を」はいつから言うのが正しい?失礼にならないタイミングを解説!

12月に入り、カレンダーも残り一枚となりました。街中や職場、プライベートで年末の穏やかな雰囲気が感じられるようになると、私たち日本人が毎年必ず直面する、ある「共通の疑問」が頭をよぎります。

それは、「良いお年を」という年末の挨拶を、一体いつから使い始めるのが正解なのか?ということです。

まだクリスマス前だし、早すぎるかな? でも、この人と次に会うのは来年かもしれない…。

この「良いお年を」問題は、誰に聞けばいいのか分からず、多くの人が密かに抱えている「曖昧な時期の慣習」に関する悩みの一つです。

私も様々なマナー本や慣習を調べ、長年の社会人経験に基づき、最も失礼がなく、スマートに年末を締めくくれるタイミングを解説いたします。

「良いお年を」はいつから言う

🗓️ 「良いお年を」を使い始めるのはいつから?

結論から言いますと、年末の挨拶「良いお年を」には、法律のように決まった解禁日はありません。

しかし、「相手に違和感を与えない、スマートな目安」は存在します。重要なのは、相手との関係性と、「年内に会うのが最後かどうか」という状況判断です。

具体的な使い始めの目安としては、以下のタイミングを意識すると良いでしょう。

まず、日本の伝統的な慣習としては、お正月の準備を始める12月13日の「事始め(ことはじめ)」以降であれば使っても良いとされています。ただ、現代の感覚だと13日はまだ少し早く感じるかもしれません。

一般的には、家族や親しい友人との会話なら12月20日頃から、取引先へのメールや年賀状であればクリスマス(25日)を過ぎてから使い始めるのが自然でスマートです。

🔑 キーポイント:状況とタイミングが全て

最も重要かつ普遍的な原則は、日付に関わらず「その相手と年内に会うのが最後の日」に言うということです。

たとえ12月の上旬であっても、仕事納めや打ち合わせなど、その場が「今年最後」であれば「良いお年を」と伝えて問題ありません。逆に、まだクリスマス前に何度も会う予定があるのに言ってしまうと、「もう会う気がないのかな?」と寂しい誤解を生む可能性があるので注意しましょう。

📌 合わせて知りたい!年末挨拶のスマートな表現

「良いお年を」は非常に便利な挨拶ですが、略語のようなものです。 (元々は「良いお年をお迎えください」の略です)

特にビジネスシーンや目上の方には、より丁寧な一言を付け加えると、相手への気遣いが伝わり、印象が格段に良くなります。

  • 取引先への丁寧な締めくくり

    「今年も大変お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。

  • 相手の体調を気遣う一言

    「寒くなりますので、ご自愛くださいませ。良いお年を。

  • 年始の楽しみを共有

    「また年明けにお会いできるのを楽しみにしています。良いお年を!

この情報で、今年の年末、そして来年以降の年末も、挨拶に関するモヤモヤは解消されたのではないでしょうか。これらの知識を活かして、スマートに一年を締めくくりましょう!

それではまた明日、毎日更新ブログでお会いしましょう!


チーフの不動産後記

不動産の仕事も、お客様との「タイミング」が非常に重要です。この「良いお年を」を交わす時期は、お客様の来年のライフプランを聞き出す絶好の機会でもあります。

「年が明けたら引っ越しをしたい」「春までに家を建てたい」という大きな計画は、この12月の挨拶のタイミングからスタートすることが多いのです。お客様にとって一番「良いお年」にするため、私たちは年明けからの物件探しや土地の引き渡しなど、スケジュールを逆算して最適なタイミングをご提案します。年の瀬の穏やかな雰囲気の中、来年を見据えた住まいのご相談は、ぜひこの機会にお声がけください。

 

三浦 チーフ

2007年11月からFC2ブログをはじめ、引越しながら毎日更新しています。2024年12月3日から投稿している当ブログもよろしくお願いいたします。

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