先日、山梨県庁へ伺う機会がございましたので、程近くに位置する舞鶴城公園(甲府城跡)に足を延ばしてみました。当社フロンティア技研は富士吉田市に拠点を置いておりますが、同じ山梨県内の地域情報は日頃から大切にしております。今回は甲府の中心にある、県民にとっては馴染み深いこの場所を改めてご紹介させていただければと思います。
県庁東交差点を渡ってすぐ、公園の入口となる「鍛冶曲輪門」が見えてまいります。
この門をくぐると、そこはもう歴史の舞台。武田氏滅亡後、豊臣秀吉の命により築城が始まった甲府城の跡地が、現在の舞鶴城公園として整備されています。
園内は石垣が美しく積まれ、緑豊かで、大変綺麗に手入れされています。四季折々の花々が咲き、訪れる人々にとって憩いの場となっていることが分かります。地元の皆様のウォーキングコースとしても大変親しまれています。
公園を進むと、堅牢な石垣の上に続く階段が現れます。この階段を登っていくと、次の門が見えてまいります。それが「鉄門」です。
名前の通り、かつては鉄板が張られていたと伝わる、重厚な造りの門です。ここをくぐると、いよいよ甲府城の中心部へと近づいていくことを実感できます。
そして、さらに進んだ天守台跡からの眺めは、まさに圧巻です。
甲府盆地を一望でき、南アルプスや、晴れた日には富士山の美しい姿も望むことができます。眼下には甲府駅を中心とした市街地が広がり、歴史の上に現在の街並みが広がっている様子を感じられます。地元に暮らす私たちにとっても、この場所から見る景色は、故郷の移り変わりと変わらない美しさを同時に感じさせてくれる特別なものです。
舞鶴城公園は、甲府駅から徒歩圏内というアクセスの良さも大きな魅力です。県外からお越しの方にも、甲府の歴史と現在の活気を感じていただける素晴らしいスポットと言えるでしょう。
改めて訪れた舞鶴城公園は、県民の皆様にとってはもちろん、これから山梨県に暮らそうと考えている方にとっても、きっとその土地の魅力を感じていただける場所だと確信いたしました。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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